永遠の聖約にあって一致する-4


エルサレムからオーソン・ハイドが戻ると,
ピーターとメアリー・モーガンは
ノーブー のハイドの家から越さなければならなくなりました。


ほかに住む当てもなかった一家 は,
神殿委員会から得た市の区画に野営しました。


その土地の支払いのために,
ピータ ーが神殿で働くことが前提です。


一方メアリーは,
イギリスから持ってきた綿を食物と 交換しました。




間もなく,
ピーターは石工として働き始めます。

神殿のために,
石灰岩を切り出して加 工するのです。 

それまでに,
神殿の壁は場所によって3.7メートルほどになっており,
聖徒たちが神殿内で集会を持てるように臨時の床が張られていました。 




建物は,
ピーターやメアリーがカートランドで訪れた神殿に比べ,
さらに大きく,
壮大 なものになろうとしていました。


一階と二階に,
集会のための部屋が設けられるのは同じです。


しかし,
ノーブー神殿の外装は,
星,月,太陽の彫刻が施された石で飾られようとしていました。


それは,
預言者ヨハネが「ひとりの女が太陽を着て,足の下に月を踏み,
その頭に十二の星の冠をかぶっていた」と教会を表現したように,
ジョセフの復活の示現の中で説明された,
王国の栄光を連想させるものでした。 




労働者たちは何週にもわたり,
町の北にある採石場から石を切り出すために火薬を用い ました。


それから,
のみを使って岩を粗い塊にし,
牛に引かせて神殿近くの作業場へ運 び出します。


そこでは,
ピーターのような男性たちが,
岩の塊を正しい寸法で切って磨き,
熟練の職人たちがさらに彫刻を加え,
装飾的な石に加工します。


石が整うと,
背の 高いクレーンにそれを取りつけ,
設置する場所まで持ち上げるのでした。 




自分たちの土地でたゆみなく働きながら,
ピーターとメアリーは菜園を作り,
自分たちの家を建て,
これから先に待ち受ける穏やかな日々を心待ちにしていました。 




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